行政事務監査/調査
予算審議/確定手順
- 予算とは、束草市の1年間のやり繰りの規模といえる。予算案は市長が編成して議会で審議・確定し、決算は市長が予算を執行し た後に議会の承認を受ける手順である。よって予算審議・議決および決算承認時、議会では市民から出る税金が一銭も浪費される ことのないよう厳格な審議・議決手順を踏んでいる。
予算案処理手順
- 予算案編成・提出(市長)
- 会計年度開始の40日前までに議会に提出
- 審査(予算決算特別委員会)
- 議会は市長の同意なく支出予算各項の金額を増加したり、新たな費目を設置することはできない。
- 市長は、予算案提出後やむを得ず何らかの理由でその内容の 一部を修正しようとする際は、修正予算を作成して提出する。
- 審議・議決(本会議)
- 会計年度開始の10日前までに議決
- 議長は議決された予算案を3日以内に市長に移送
- 確定
決算承認手順
- 承認要求(市長)
- 市長は出納閉鎖後80日以内に決算書を作成
- 議会が選任した決算検査委員の検査意見書を添付、議会に決算承認を要求
- 審査(予算決算特別委員会)
- 予算が議会承認のとおり適法、妥当に執行されたかを確認
- 審議・議決(本会議)
- 承認
- 決算承認は、その会計年度の収入と支出に対する実績を事後に 管理を受けるもので、議会の承認手順を踏むことで完全なものとなる。
すでに執行された予算を無効または取消すことはできないが、将来において市の財政計画の効率的運営のための参考資料として活用する。
- 決算承認は、その会計年度の収入と支出に対する実績を事後に 管理を受けるもので、議会の承認手順を踏むことで完全なものとなる。